坪田一男先生のことを紹介したいと思います。
坪田一男先生は現在 (株)坪田ラボの代表取締役社長であり、慶応義塾大学名誉教授/慶応義塾大学医学部発ベンチャー協議会代表/医学博士/経営学修士(MBA)などの幾つもの肩書きをお持ちで正に八面六臂のご活躍をなさっている私が最も尊敬している方のお一人です。
先生には5人のお子さんがあり長男、次男の2人を除いて後の3人が25年前小学生の時に西船橋KMに入団してきました。そして彼らは大人になった現在に至るまで劇団BDPの活動を支え続けてくれています。お父様である坪田一男先生とはその25年前からのお付き合いで、いろいろ相談に乗っていただいたり、折に触れてご援助いただいたり、現在劇団の株主にもなっていただいております。
先生にお会いした当初は眼科医としてのご活躍という程度の認識しかありませんでしたが、この度出版された「新しい医師の役割」という先生のご著書に触れてこれまで存じ上げなかった奥深さに圧倒され、改めて先生の偉業にひれ伏してしまうほどの感動と勇気を与えていただきました。と同時に私の甘っちょろい劇団運営によって妻や周りのスタッフには迷惑のかけ通しであったことを深く反省することにもなりました。
劇団を立ち上げて何とかやってきた30年の間に坪田先生は独特の「ごきげん」主義で何百億という数字を動かす株式上場会社をお作りになりました。そして日本の医療界にメスを入れるイノベーションを提唱し研究を重ね、世界市場に向けて活発なビジネス展開をなさっています。
そのような先生ですが良き家庭のパパとして公演やイベントにも足を運んでくださり、時々奥様のことをみんなの前で「カズコ愛しているよ !」と明るく愛深い表現をなさったりする楽しいお人柄でもあり、私など恥ずかしくて到底真似できることではありませんが、やはり常識では計れない頭脳と行動力をお持ちの先生だけにこの先更にとてつもない大きなことが起こりそうな予感がしないでもありません。