2018年12月1日土曜日

2018 劇団通信12月号

最近の小中学校では先生が生徒の名前を呼ぶ時に男の子に「君」(くん)と言ってはいけないそうで男の子にも「さん」づけで呼んでると聞いて驚いてしまいました。

なぜ ? と聞くと男と女を差別しないためだとか。
そんなバカな!! なぜ「くん」が差別になるのか理解に苦しみます。

私たちは幼い頃から男には「君」(くん)で呼ぶのが当たり前だったし、今でも私は男の子に限らず女の子にも平気で「くん」づけで劇団員を呼んでいます。もちろん稽古中は下の名前で呼び捨てにしていますが、呼び捨てにしたからと言って子ども達を見下している訳でもなく、逆に親しみの表現として受け取ることもできるのです。

言葉の使い方は状況によっても変化していくのは当然であって一律に「くん」を使ったら差別になるなんて一体誰がそんなこと決めたのか、教育委員会 ? 文部科学省 ? おかしな教育行政です。

だいたい男と女は持って生まれた役割が違うのは当然であって、それを男女平等という縛りの中で差別意識がなくなると言う安易な考え方はお粗末としか言いようがありません。男女平等というのは人間としての権利を言うのであって決して同等と言うことではないのです。

女の子が「いけねえ」とか「食えよ」なんて言ってるのを聞くと虫唾が走っていたたまれなくなります。なぜ女の子特有の可愛らしさや優しい言葉が使えないのか、言葉の乱れによって人間の品位がどんどん低下しているように思われてなりません。